IBMが機械学習用のライブラリSystemMLをOSS化
こんばんは、ushi-goroshiです。
12月に入るとあっという間にクリスマスな雰囲気ですね。今年のプレゼントは何にしようか。。。
さてタイトル。
先日のGoogleに続き、今度はIBMが機械学習のライブラリ(SystemML)をOSS化するそうです。
このSystemMLというライブラリは聞いたことがなかったのですが、少し調べた限りではSparkのMLlibで競合するとのことでした。
そこでもう少し調べたところ、SystemMLのリファレンスが。
SystemML Algorithms Reference - SystemML 0.8.0
一方、Spark MLlibはと言うと。
うーん、似ている・・・ような。
ところでこのSystemMLは先日のTensorFlowと異なりディープラーニング用というわけではないようで、上記のリファレンスを見る限りニューラルネットに対応していないようです。
ではIBMでニューラルネットを開発するものはと言うと、System Gというのがあるようです。
IBM System G | Neural Network Toolkit
ところで、他社と比較するとAppleの動きが遅いように思うのですが、いずれ動きがあるんでしょうか。
Googleが人工知能ライブラリTensorFlowをオープンソース化
こんにちは、ushi-goroshiです。
少しずつ寒さが増しており、夜、帰宅すると眼鏡が曇る日々がやってきました。
さてタイトル。
GoogleがTensorFlowという人工知能ライブラリをオープンソースで解放したというニュースが流れていました。
しかも商用利用可!ということで、多くの企業が関心を持ちそうです。
Mac/Linux環境があればインストール ~ テストは簡単にできるようで、「試してみた!」的な記事がいくつか出ていますね。
私の勤務先はWindows環境しかなく、しかもVM系のソフトのインストールは禁止なのでなかなか試せませんが、これは気になります。
TensorFlowもそうですが、Theanoやchainerなどのディープラーニングのフレームワーク/ライブラリはWindows環境だとインストールで躓くことが多いので、ぜひLinux環境を用意してほしいと切に願う今日この頃です。
せめてMacを用意してくれれば。。。
参考:
http://googledevjp.blogspot.jp/2015/11/tensorflow-google.html
http://www.wired.com/2015/11/google-open-sources-its-artificial-intelligence-engine/
平均の影響を考慮した分散の比の検定
こんにちは、ushi-goroshiです。
最近、家のベランダからすぐの所にクモの巣ができたので、巣のメンテナンスをしているクモを日々微笑ましく見ています。
我が家のベランダに接近しない限り。。。
さてタイトルの件ですが、以前に友人から相談を受けた際の回答についてメモしておきます。
一般に分散の大きさの違いを検定する場合、手法としてはF検定があります。
しかし、例えば大きく平均が異なる二つの集団において、平均値の影響を考慮しつつ分散の大きさの違いを検定できないだろうか?というのが友人の疑問でした。